マイナス金利下における投資

2016年04月08日

昨年末に、今年の予想として「3つのE」を的中させた平山さんのご登壇です。

3つのEとは円(eん)、エネルギー(energy)、エマージング(emerging)で、大きく値を下げていたこの三つが反騰するというと言うもの。僅かまだ四半期ですが、既に予想通りの展開になっていますね。

しかしさらに大事なのは、本来5〜10年のサイクルで起こっていたものが、半年から一年で起こってしまうパタパタ動く市場になっているということがポイントのようです。このスピードは年々早くなっています。

さらにアメリカの利上げについても以前「一旦利上げはするが、また下げ、さらにマイナス金利になる」と予想した平山さん。これもなんだか現実味を帯びてきました。

ところでこのマイナス金利と言うのは、株式市場にとっては本来大変な追い風だということ。だからと言って慌ててインデックスを買ってはいけません。毎年安定的に利益を生み出すことができる「 儲からなくなることが無い銘柄」を選ぶ必要があります。あとは買うタイミングですが、セミナーの 最後には「今年後半に絶好の買い場が来る!」というご宣託まで飛び出した平山さん。すっかり「預言者」になったみたいで不思議ですが、さてどうなるでしょうか。

多根幹雄
執筆者
多根幹雄
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長 運用統括責任者
スイス、ジュネーブに1999年から9年間駐在し、グループ企業の資金運用を担当してきました。その間、多くのブライベートバンクやファミリーオフィスからの情報により、世界18カ国100を超えるファンドマネージャーを訪問。実際投資を行う中で、良いファンドを見極める選択眼を磨くことが出来ました。また当時築いたスイスでのネットワークが現在の運用に大いに役立っています。また、大手のメガネ専門店チェーンの役員として実際の企業の盛衰も経験し、どんな時に組織が良くなり、また悪くなるかを身をもって体験しました。そこから、どんな企業やファンドにも旬や寿命があるというのが持論です。その為、常に新しいファンドを発掘し、旬のファンドに入れ替えを行うことで、長期で高いパフォーマンスを目指しています。

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