「カッコイイお金の使い方」と「二刀流長期投資」

2015年07月19日

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昨晩イタリーから帰ったばかりの澤上さん。

フランクフルトの乗り継ぎで荷物が出てこないというトラブルがありながら、約束通り大阪での朝11時の満員御礼のセミナーに無事駆けつけていただきました。

 長期投資は早々に切り上げて、お話はもっぱらファイナンシャルインディペンデンスを達成した後の「カッコイイお金の使い方」へ。9月に迫った姫路城や京都、東京でのオペラ公演の話や、日本人が韓国人のオペラ歌手を救った映画「テノール」について、興奮しながらのご機嫌な話が続きます。

「カッコイイお金の使い方」というと、「自分には直ぐには関係ない」と思っているあなた。実はこれが大違いなのです。私の経験でも、将来の「カッコイイお金の使い方」を楽しくイメージすればするほど、日々の運用の際、目先の結果に心を奪われることなく、冷静でいられるのです。

 質疑応答でも面白いのモノがありました。「長期投資の場合、ファンドに任せるのと、自分で運用する方法があるが、どう考えればいいか?」というものでした。これに対する澤上さんの応えがクリアで素晴らしかったのでご紹介しましょう。

「基本的には、生活の匂いのするお金、本当に将来にわたって生活に必要な部分に関しては、ファンドに入れてください。それ以外で無くなっても良いと思われる僅かな金額で、個人として運用するのは、知的ゲームとして有益なのでオススメします。そして、少しずつ自分の能力が上がるに従って、無理なく運用額を増やしていくと良いでしょう。ただし、個人で運用する場合、守って欲しいルールが二つあります。まず第一に、儲けは一切考えないこと。第二にリズムを大事にすることです。」というモノでした。

「カッコイイお金の使い方」とこの「二刀流長期投資」,是非皆さんも実践してみませんか。

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 セミナー後の交流会は30分以上伸び、それでも、語り尽くせない面々14名が喫茶店へ。

11時から15時半の4時間半、「暑い」「熱い」大阪の夏でした。

 

多根幹雄
執筆者
多根幹雄
株式会社パリミキアセットマネジメント
代表取締役社長 運用統括責任者
スイス、ジュネーブに1999年から9年間駐在し、グループ企業の資金運用を担当してきました。その間、多くのブライベートバンクやファミリーオフィスからの情報により、世界18カ国100を超えるファンドマネージャーを訪問。実際投資を行う中で、良いファンドを見極める選択眼を磨くことが出来ました。また当時築いたスイスでのネットワークが現在の運用に大いに役立っています。また、大手のメガネ専門店チェーンの役員として実際の企業の盛衰も経験し、どんな時に組織が良くなり、また悪くなるかを身をもって体験しました。そこから、どんな企業やファンドにも旬や寿命があるというのが持論です。その為、常に新しいファンドを発掘し、旬のファンドに入れ替えを行うことで、長期で高いパフォーマンスを目指しています。

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