金利上昇が世界のトレンドに

2017年08月04日

itoshima_201708.png安倍第三次内閣がスタート。時事問題といえばこの人糸島さん。常々政策や長期政権と相場の関係を力説していただけに、俄然注目が集まります。

今回の組閣での糸島さんの注目は、意外にも五輪担当大臣の鈴木俊一さん。実は前の大臣と東京都知事が犬猿の仲だったと言う事で、安倍さんとしては彼女を外す事で、一歩小池さんに歩み寄ったカタチです。

今後は衆院の解散選挙のタイミングが大事。糸島さんとしては安倍さんはダメージを減らすために、10/22の愛媛3区の補欠選挙に時期をぶつけるのではと予想。選挙の行方が重要なのは、安倍政権の存続が、日銀人事に大きな影響を持ち、仮に黒田さん流の超金融緩和が継続できなくなると、世界の金利政策に大きな影響が出て、相場の大きな調整を生む可能性があるとの事です。

実は世界的な好景気から、金利上昇が世界のトレンドになって来ており、超金融緩和を死守している日本が、その上昇トレンドのアンカー的存在として重要な役割を担っています。安倍政権が倒れると、この政策の維持が難しくなり、世界の金利上昇が加速してしまうとの事。

いずれにしても、金利上昇のトレンドの中、債権やリートから、株式、特に日本株、さらにその中でも大型株にお金が移行するというのが、糸島さんの予測です。金利上昇は、潤沢な資金を持つ大手企業には有利ですが、借り入れの多い中小型株には不利に作用するのです。さらにコーポレートガバナンスコードを筆頭とする一連の企業経営の活性化が、大手企業のダメ経営者を追い出し、経営成果の改善が期待できるとのこと。

果たして、糸島さんの予測どおり日本の大型株への追い風が吹くでしょうか。これからの政局にも目が離せません。

多根幹雄
執筆者
多根幹雄
クローバー・アセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 運用統括責任者
スイス、ジュネーブに1999年から9年間駐在し、グループ企業の資金運用を担当してきました。その間、多くのブライベートバンクやファミリーオフィスからの情報により、世界18カ国100を超えるファンドマネージャーを訪問。実際投資を行う中で、良いファンドを見極める選択眼を磨くことが出来ました。また当時築いたスイスでのネットワークが現在の運用に大いに役立っています。また、大手のメガネ専門店チェーンの役員として実際の企業の盛衰も経験し、どんな時に組織が良くなり、また悪くなるかを身をもって体験しました。そこから、どんな企業やファンドにも旬や寿命があるというのが持論です。その為、常に新しいファンドを発掘し、旬のファンドに入れ替えを行うことで、長期で高いパフォーマンスを目指しています。

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