フェイクニュース対処法

2018年09月28日

トランプ大統領の「フェイクニュース!」発言は少々怪しいかもしれませんが、実はこの世はフェイクニュースやウソの情報だらけ。理由は情報には必ずその出し手が存在し、その意志や目的が反映されているからです。つまり、われわれが目にする情報は出し手にとって都合のいい情報に加工されています。さらに、スポンサー、記者、出版社、政府など様々な思惑で情報が歪められてきます。そもそも、毎日のように発信しているテレビや新聞の記者は、忙しすぎてしっかり勉強する時間さえありません。チコちゃんじゃないけれど「ボーッと生きていると」すっかりフェイクニュースに洗脳されてしまうのです。

このようにフェイクニュースだらけの世の中で、しっかりした判断をするのはどうすればいいか?それには、まず「自分で考える」癖をつけることが肝要です。そもそも我々は学校で「教科書は正しい」、「先生の言うことは正しい」ということを徹底的に刷り込まれており、自分で考えるということをやってきませんでした。

そこで私が父から伝授された秘伝の本の読み方とノートの取り方をお教えしましょう。まず、本の読み方ですが、皆さんはどのように読んでいますか。普通は著者の書いている内容をしっかり理解しようとして「読み」ますよね。これでは講演会や授業などで、一方的に講師や先生の話を聞いている状態と同じです。私なんかは、眠くなるのを我慢するのが精一杯です。おススメの読み方は本を徹底的に汚すのです。「そんなことをしたら本が売れなくなる!」とケチなことは考えず、僅かな金額は自己投資の犠牲としてください。まず、共感出来る部分にはラインを引きます。一方、書いていることに対する「自分の意見」を余白の部分に書き込みます。つまり、本を「読む」のではなく、本の著者と「対話」するのです。

ノートの取り方も同じ考え方です。まずは、ノートの中央にまっすぐ縦にラインを引きましょう。講師や先生の言ったことで、興味を持ったことを左側に、そして右側には相手の話を聞いて思いついたこと、質問したい内容など「自ら考えた」ことを書き込んで行きます。

とは言っても、最初は右側に書き込めることはわずかでしょう。だからと言ってノートが勿体ないと諦めるのは早すぎます。やがて右側が一杯になってきたらしめたもの。あなたの「自分で考える力」が芽生えてきた証拠。いよいよあなたも本物です。何年かかるかわかりませんが、根気強く続けましょう。

今回のノーベル賞を受賞された本庶先生のコメントが面白かったですね。「教科書を信じるな」。ぜひ、ご自身で考える習慣を身につけてください。

多根幹雄
執筆者
多根幹雄
クローバー・アセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 運用統括責任者
スイス、ジュネーブに1999年から9年間駐在し、グループ企業の資金運用を担当してきました。その間、多くのブライベートバンクやファミリーオフィスからの情報により、世界18カ国100を超えるファンドマネージャーを訪問。実際投資を行う中で、良いファンドを見極める選択眼を磨くことが出来ました。また当時築いたスイスでのネットワークが現在の運用に大いに役立っています。また、大手のメガネ専門店チェーンの役員として実際の企業の盛衰も経験し、どんな時に組織が良くなり、また悪くなるかを身をもって体験しました。そこから、どんな企業やファンドにも旬や寿命があるというのが持論です。その為、常に新しいファンドを発掘し、旬のファンドに入れ替えを行うことで、長期で高いパフォーマンスを目指しています。

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